【日本画画家】佐々木 功先生のアトリエ訪問

By 清水銀嶺, 2009年5月3日

 この連休中に、佐々木 功先生のアトリエにお邪魔させていただきました。
 佐々木先生は、ジャーナリストから中学校教師に転身し、引退した現在は『創造美術会』の日本画部副部長や『沼津美術協会』の理事を兼任される傍らで、精力的に創作活動をされています。主に日本画を描かれていますが、他に焼き物や竹細工をされていて、陶器製の太鼓などを拝見させていただきました。
 初めに恐縮して正座をすると、「ボクのアトリエで、そういう堅苦しいのは嫌いなんだ」とお叱りを受け足を崩したところで、中国にご旅行されたときのスケッチなどを見させていただきました。素描に色がつけられていたそれらのスケッチは、走るバスの中から見た景色を素早く描き、後から色を付けたとのこと。その色について、「三日くらいは色を忘れないね」と仰っていました。凡人には、そんなことできません先生。
 教師時代のお話も伺い、いかに絵が巧い生徒でも絵を描くことが好きでなければ点数はやらなかったと笑っておられました。それはそれでどうかと思いますが、拙くても絵を描くことに熱意を持っている生徒には、やはり先生も熱意を持って応えていたようです。これはと見込んだ生徒には、一度は「これじゃダメだ」と突き返し、それを跳ね返してくる努力を見守っていたとか。
 一方で、人生において、主役よりも脇役であることの重要さ、そのための努力や工夫の話も語ってくれました。学校の合唱発表会などで、歌の上手な生徒を前列に立たせるのは愚かなこととという話が印象的でした。これは、ステージでは音は後ろの壁に反響するので、観客に聴かせるためにも、歌の下手な生徒を誘導するためにも、本来は上手な生徒を後ろに立たせた方が効果的なんだとか。バンドで、全体のリズムをとるドラムが後ろに居るのも同じ理由だと。なるほど、納得です。
 奥様が作成している佐々木先生のサイトでは、これまでの作品が閲覧できます。奥様曰く、「最近は更新も大変で」とのことでしたので、佐々木先生には「奥様に任せるばかりでなく、ぜひ先生のメッセージも、もっと載せて下さい」と余計なことを申し上げておきました。
佐々木 功 日本画の世界

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