介護福祉士の現状とは

By 湖守龍花, 2013年6月12日

特養3人死亡、容疑者の動機は
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=2463192
これは、介護現場の過酷さの闇を少しは浮き彫りにしてくれた事件の一端です。
容疑者の動機からいくと、自分の仕事を他の同僚に認めて欲しかったことから、人権を無視し暴力を与え急変した入居者の第一発見者となるように装い、自作自演の狂言を行って殺人犯にまでなってしまったという末路。
勿論、同情の余地はありません…。
確かに、この介護業界において仕事ができる人という判断基準は利用者や入居者のお年寄りへの観察眼が大きな鍵を握ります。
普段から少しの異常、違和感…いつもと違う様子などを見て、身体にできた些細な傷跡や浮腫の発見を見逃さないこと。
それに伴うものからの発汗なのかどうかを判断する為にもいかに早く察知し速やかに看護師に伝えて処置することが、重要な意味を持つこともあるからです。
そういう発見をしたのなら、周囲の職員からの羨望の眼差しなど受け、高揚感も湧くでしょう。一瞬、ヒーロー扱いもされますし。
しかし、それと同じくらいの職員からの少なからずの嫉妬も受けなければなりません。
ややこしくもなります。
出すぎても叩かれ…、かといって自己主張も少ないと周囲からいいように使われるだけの人間に成り下がってしまいます。
そこが一番難しいのが職員同士の人間関係なのです。
仕事は、手早く丁寧に…。
それが原則。
鈍くても、言われてしまいます。
早すぎても、周りは面白くありません。
加えて、施設長などの上役のプライドを傷つけてもいけません。
そういう、ストレスが大きいのも事実です。
根本的には、利用者や入居者のお年寄りに寄り添いながら転倒防止や安全の確保にも努めていくのも介護福祉士の役目でもあります。
一回の転倒が、後の寝たきりになってしまうことも日常茶飯事。
寿命をも縮める結果にもなりかねないからです。
そういった、利用者や入居者の要介護度にも合わせ生活全般を支援するのがこの仕事です。
入浴、食事、排泄介助もお年寄り一人一人によっても違います。
その上で、お年寄りからの信頼度も築いていくのです。
マニュアルは、あってないようなものですし…。
認知症の進み具合によっても、左右されることもあるでしょう。
寝たきりのお年寄りには当然、全介助にも入ります。
そういったことを、笑顔でこなしていくのが介護のプロです。
メンタル的にも、強い人でないとやはり難しいと思います。

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