ホストという職業について

By 湖守龍花, 2006年10月23日

子供が風邪で、寝ていたのでテレビを見ることが出来ました。
たまたま、回したチャンネルでホストのことがやってました。
現代には珍しい、浪花の純粋なこの人は、本当にホストなんだろうか~と思うほどすばらしいオーナーの奇跡の成功物語でした。
その世界観が見事に私の理想とマッチしました。
仕事の出来る責任者が、たとえ出来の悪い後輩達でもとことん信じぬき導くような~どことなく、少し昔のスクール・ウォーズ的な話に似ています。
なんといっても、すごいのが、このホストクラブの従業員達が一丸となって、地域の清掃ボランティアに積極的に参加したり、まるで学校のクラブ活動のようにスポーツに汗し、山登りをしたりとか、そこに見るのは本当の家族さながらのようです。
主人公のオーナーと言う人は、まだ31才なのに独立した店を任されており、そもそもこのホストの世界に入ったのは、親の借金を返す為でした。
それまで通っていた、有名大学を退学してまでだったのに、一家離散に陥り実の親には裏切られ音信不通に。
それでも、彼は人を信じぬくことを止めません。
人間不信に一度はなったのですが、ホストの世界でとても信頼できる兄のような先輩に出会い、それにより彼が救れたからです。
そして、試練はさらに彼を打ちのめそうとします。
ある日、店を揺るがす出来事がことが起きました。
後輩の一人が、深酒で客に大怪我をさせてしまったのです。
決して、あってはならぬことです。
普通なら、クビのところです。
しかし、主人公はそれをするどころか、そうした彼の心に光をあて、その原因にせまります。
実は、ホストという職業を親に反対され、現在絶縁状態の彼だったのです。
その傷ついた精神を救う為、主人公は彼の実家まで本人と出向きます。
1度は会ってもらえずそのまま帰り、そして2度目…、一心に親の理解を得ようとします。
勿論その間、被害を受けた客の家にも頭を丸めて足重なく通い、店の信頼回復にも努めます。
それは、パフォーマンスでもなんでもなくて、ただひたすら誠意を込めて。
その姿に泣かされました。
今まで私は、ホストというのに悪しきイメージを持ってました。
女性をだまして、金を貢がせるような、弱肉強食で生き残るには、他人を蹴散らしてでも~という固定観念。
大変な世界だとは知ってましたが、そこは全て金の為には手段を選ばないのでは?と。
でも、根底からそのイメージは覆されました。
主人公は、言いました。
自分の信念は、今の若い20代の後輩達に、この世にはお金よりも大事なものが確実に存在することを、学ばせたいんだと。
信頼という深い絆は、何にも代えがたい大切な心だと。
とっても、とっても、いい瞳をしていました。

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