【感想】 名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)

 久しぶりのコナンvs怪盗キッドの本作。
 キッドが、なかば反則とも云えるネタを使って蘭を惑わせるのが面白く、このままTV番組そのものが『名探偵コナンvs怪盗キッド』になってまうんじゃないかと思ってしまった。
 一方、事件の核となる飛行船のハイジャックとバイオテロは、予想通りに「しょーもない犯行動機」に落ち着き、犯人もまた小物であった。
 もっとも、黒の組織というバックグラウンドを除けば、ごく個人的な動機による殺人事件などが「いつもの」内容なのだから、変に事件の背景が大きくなるのを意図的に避けたのかもしれない。
 それに、殺人ウイルスの感染経路と発症の仕方の整合性がとれていないのが怪しいと思っていたら、ちゃんとそのことも事件の謎を解く鍵になっていたりと、犯人の関係者を行動から推理するのは、結構楽しめた。
 むしろ残念だったのは、昨今のCGに頼った「リアルな作画」が、決して「迫力あるシーン」を創り出すことに貢献していない点。
 コナンが高所から落とされるところ、颯爽と空を飛ぶキッド、墜落しそうなところを体制を整え直す飛行船、いずれも画面に破綻が無くて変に落ち着いていた。
 金田パースのようにとは云わないが、実写ではない表現方法をもっと積極的に取り入れて欲しいところだ。
 蘭の髪型なんか、ありえないくらいとんがってたりするのだから。
 そんな不満点を踏まえても、今回は久々に劇場のスクリーンで観る意味のある作品に仕上がっていたと思う。
◆公式サイト:http://www.conan-movie.jp/

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