見習い魔術師とは?

汝の欲するところを成せ! それが法と成らん!!

(20世紀最大にして最後の魔術師  アレイスター=クロウリー)


 みなさんは、“魔術師”というとどんなイメージを持っていますか?
 おそらく神や魔に祈りを捧げて、超常現象を操る人をイメージすると思います。
 しかし、歴代の偉大な魔術師の中には、現在のタロットカードの基礎を自らの研究によって作ったアーサー=E=ウェイトのように、いわゆる“魔法”をほとんど使えなかった人もいます。
 では、いったい“魔術師”とはなんなのでしょう?
 女流神秘学者のダイアン=フォーチューンは、 「自分の願い(考え)を現実化する“意志”と“技術”を持っている人」のことだと解説しています。
 これはどういうことかと言うと、例えば、“ある物”が欲しいと思ったとします。
 そのために、『働いてお金を稼いで買う人』、『自分でそのものを作る人』、『持ち主に頼んで貰う人』、『盗んでしまう人』、『神や魔に祈りを捧げて魔法で手にいれる人』などさまざまでしょう。
 しかし、いずれの方法にしても決して“楽”ではありません。成功させるためには、“努力”が必要です。そしてなによりも、“意志”と“技術”が必要なのです。
 ですから、夢を現実化する“意志”を持ち、現実化する“技術”を身につけるために“努力”することをやめない私たちは、『見習い魔術師』なのです。

サークル代表/泉 都市

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