『究極超人あ~る』のR・デコが1話限りで復活!! 妹萌えなら、当然R・デコが大好きだろ!?

ビッグコミックスピリッツ

 『究極超人あ~る』が、11月5日(月)発売の週刊『ビッグコミックスピリッツ49号』(小学館)に1話限りで復活し、ファンの間で話題になっている。
 発売日の夕方までには、コンビニの雑誌の棚に本誌を見かけることは無かったことから、ゆうきまさみ先生の代表作として根強い人気を得ているのは間違いない。
 週刊『少年サンデー』誌上で連載されていたのが1985年~1987年と、現在の多くの連載漫画作品と比べると決して長期連載ではなかったものの、「部活モノ学園コメディ」や「ゆる~い日常」を描いた作品の中でも、群を抜いてファンの想い出となっているのだろう。

 究極超人あ~る 究極超人あ~る

 今回の新作は、細野不二彦先生が提案した「東日本大震災復興支援プロジェクト」の「ヒーローズ・カムバック」の企画に基づいて執筆された。
 細野先生自身も『ギャラリーフェイク』の新作をスピリッツにて発表済みで、本編と地続きで主人公が「変わらぬ活躍をしている」作品を描いたのに対して、ゆうきまさみ先生は「25周年記念作品」の体裁を取り、本編ではなく『究極戦隊コウガマン』の特別編となっている。
 そして、今回の物語のキーは、主人公であるR・田中一郎の妹、R・デコ。
 登場するコマの大きさ、台詞の多さで、あ~るくんより勝っており、あ~るくんの影の薄さが存分に発揮されているという、実に「らしい」作品だ。

 R・デコ R・デコ
 R・デコ R・デコ

 なお、「ヒーローズ・カムバック」は『スピリッツ』『少年サンデー』『ゲッサン』の3誌で行われており、今後は吉田戦車先生、島本和彦先生、藤田和日郎先生、高橋留美子先生、椎名高志先生、荒川弘先生が参加する予定で、各作品をまとめた単行本が来年の3月に発売されるとアナウンスされている。

小学館 コミック -ビッグコミックスピリッツ~SPINET-
 http://spi-net.jp/this_week/index.html

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