『東京おもちゃショー2010』

 国内最大の玩具見本市『東京おもちゃショー2010』が、7月17日(土)~18日(日)まで入場無料で一般公開された。
 例年に比べて、今年は派手な展示よりも、子供たちが実際に手に取って遊んだりできる展示が多かったように感じた。特設ブースでは、スタッフと子供たちが実際に対戦プレイををしており、子供たちが列を作っていた。
 また、キャラ弁当が浸透してきたせいか、複数のメーカーから調理を補助したり、菓子類を手作できる玩具が出ており、枯れた技術を洗練させて、より手軽かつ安全に楽しめるようになっていて、今後もこのジャンルは伸びそうだ。
 大物コンテンツでは『BANDAI』の、ガンダムではなくガンプラをアニメ化するという『模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG』と、筋肉の伸縮まで表現しているというプラモデル「MG FIGURE-RISE』『仮面ライダーWサイクロンジョーカー』が目を引いた。『宇宙戦艦ヤマト』の模型は、劇中のサウンドを再現しているとともに、波動砲の発射音では艦首が、エンジン音では後部が発光するギミックが仕掛けられており、ちゃんと飾るだけでなく「遊ぶ」ための工夫が成されてることが嬉しい。
 注目は、同じく『BANDAI』の商品で今年の『日本おもちゃ大賞』のイノベイティブ部門の優秀賞に選ばれた『HYPER TELESCOPE(天体図鑑)』が、体験してこそ分かる楽しさ。レンズを覗くと、見ている方向の星空が目の前に広がり、例えば足元に装置を向けると、正に地球の裏側の星が投影されるのだ。そしてボタン操作で、特定の星の実写や想像図と解説が映し出され、外部モニターに出力することもできるため、みんなでワイワイ楽しむことができる。
 次回は、2011年6月18日(土)~19日(日)に東京ビックサイトでの開催を予定。

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