介護業界にとって、望ましい人材とは?

少し気になる情報を見つけたので、書きます。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1281952567?fr=rcmd_chie_detail
介護業界にとっては、おそらくどこでも人材は確保していきたいのが本音です。
ヘルパー2級でもあれば大半の施設では、よほどのことがない限り採用はOKなんじゃないかと思われます。
今のこの状況、ハッキリいって常日頃から人員不足。
人手不足だからこそ、即戦力となる派遣社員が契約で来ているような状態なんです。
それには、いろいろな弊害が生まれます。
たいてい、契約は長くても6ヵ月。
最短では1ヵ月。
次々と人材が入れ替わります。
既存の施設側の社員やパートは、その都度また同じように仕事を教えていかなければなりません。
その労力も正直いって疲れます。
会社にとったら、派遣を雇うと給料も倍支払わなければならないのでこれまた大変だろうし。
でも、そこにも矛盾を招じるんです。
例えばその施設で募集をかけて普通に採用になったとしても…ほとんどすぐに辞めていく人が大多数。
私は、そういう施設に何年かいるけど毎回このような状況に少々うんざりしています。
だから、なんで人はこういう介護現場にいつかないのか検証してみました。
一番にいえることは、仕事の前に人間関係。
そこで、いかに上手くやるかがコツなんです。
何せ、年配者の多い介護業界。
いろんな人がいますから。
出すぎても叩かれるし、仕事をやらなすぎても言われる始末。
ほどほどが丁度よい感じです。
主体は高齢者の利用者や入居者なのだけど、そういう関わりにも精神的に気を使う現状も多いからストレスも…。
入浴介助などは、コツを踏まえた上で体力にある程度自信ある人か反射神経の良い人でないと腰痛の原因にもなりかねません。
そうでなければ、自分も含め高齢者の人までも危険が及び身体故障の原因にもなってしまいます。
これ実感します。
あとは、忍耐力…どこまで頑張れるかにかかっています。
疲れたら、周囲の介護職の方に早めに言ってみることも大事なことです。
それくらい、体力的にも精神的にもきつい仕事だからです。
職業での転職組では、ある程度自分の裁量で今までやってこれた人や自分の技能でやってきたような、サービス業系ではない人たちは一度は自信を喪失するような職場環境というのが実際のところです。
高齢者の召使い的なこの職業…自分が主人公でお年寄りを糧にして、光りたいと願って転職してくる人もたまにはいるけど、甚だその時点からの話も違うのです。
ま、そういう人はもともとが違うのだから他の職業にでも転職してくれた方が…。
誰にでもなれる職業ではないことは確かです。
うちの施設は、付けまつげやマニュキアや厚化粧でも言われてしまいます。
とにかく、清潔な身なりが重視されます。
そういう人が面接OK…って所なのかもしれませんね…。

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